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ABCフレームモデル説明シナリオ

転換社会におけるオープンな組織フレーム、
SIDA(Sense, Interpret,Decide and Act)組織
を支えるインフラ:

  1. 情報の海
  2. ABCフレームモデルによる心的システム

Mission、情報の海、デジタル化.作業現場

Mission、情報共有と横のコミュニケーションによる自律調整

組織文化

意識システムとフレームモデル:
我々の意識はどのように情報を判断に変換して行動するのか

意識システムとフレームモデル
  • 行動は連続した判断の結果である。
  • 判断は身体的にするもの、暗黙知でするもの、常識でするもの、そして形式知的にするものがある。
  • フレームモデルは暗黙知や常識として今まで無意識にやってきたものを形式知のレベルに上げようとするものである。
  • 世界の見え方は意識の持ち方による。

子供の成長とフレームの獲得

組織人の意識構造

オープンな組織とC activity

オープンな組織とC activity

我々の生活には「日常」があります。家庭での「日常」、仕事場での「日常」と言う具合です。それを、旅先での「日常」、船旅での「日常」と少しずらしてみます。一寸変な感じがしますが、ここで言う「日常」の感覚はお分かりと思います。「日常」の共通点は、それを取り巻く空気の違いはあるが、どう振舞うかが常識で判ると言うことです。僕らは状況に応じてそれぞれの空気のもたらす常識をもって「日常」を過ごします。

豪華客船による世界一周を考えてみましょう。そこでの常識はこんな立派な船が沈むはずはない、ということで沈むなんていうことは旅客の意識の外です。そんな船が船長も気が付かない原因によって沈む運命にあるとします。その、見た目では沈むはずがないと思える船の状況のなかで、それが沈むと察知するにはどういう仕組みが必要なのでしょうか。そのためには小さな異変からそれを洞察できる能力のある人が、船を取り巻く出来事を「常識」で解釈するのではなく、そこから抜け出して船全体の動きに関連付けて観察することが必要です。つまり我々の意識が「日常」を取り巻く常識そのものを疑いながら物事を観察していなければなりません。それがシステム的にできるためには日常を取り巻く「常識」フレームの外にメタのフレームの視点を持ち、それによって常識を制御できなければなりません。

この話を日本の今の企業行動に当てはめてみましょう。企業のビジネスが永続的に行えるためには売ろうとしている商品やサービスは何らかの形で社会に付加価値をつけている必要があります。商品やサービスの必要性が明らかにだれにでも分かるものであれば、後は品質や値段の問題であり、そこは日本が今までうまかったことで、いまさら議論する必要はありません。しかし問題はインターネットパラダイムの時代を迎えて、古いパラダイムの商売を作り出してきた社会そのものがゆきずまっていることです。そんな中で社会に付加価値をつけるビジネスは、新しい社会を作ることに関連してなされるはずです。企業における現状の組織フレームの外側に、それがほんとに良いのかどうかを理屈付ける社会の流れを観察するフレームがなければなりません。そしてその観察視点によって、企業そのもののフレームを変えられるような組織にせねばなりません。今後予想される激しい環境変化に耐えて継続したビジネスを行うためには、このメタフレームの観察視点は常時起動されていなければなりません。このように自身のフレームを変えられる組織をオープンな組織と言っておきましょう。これからますます多様になる価値観の時代には企業のあり方そのものが社会に付加価値をつけるオープンな組織とそれを運営するオープンな人が要請されます。

組織人の意識構造

SIDA組織

Sense Interpret Decide Act organization

現場でのSIDA

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